ワタシと母とケアマネージャーさん、
母が行ってるデイサービスの人、
福祉用具を貸してくれている人
などが集まって、
半年に一回担当者会議なるものがおこなわれる。
昨日がそれだった。
それぞれが母の様子などを話してくれるのだが、
まあ正直に言うと、
電話でもメールでも済むような内容だ。
会議ではなく、報告会といった感じ
介護の現場は人手が足りないと聞く。
人手がないなかをぬって
わざわざ集まった収穫はあるのだろうか。
ワタシはサービス付高齢者住宅に入れた時から
ずっとその一点の気持ちが晴れない。
いくら母がココは良いとか、
みんなに迷惑をかけずにいたいとか言っても、
住み慣れた家から出た気持ちは
計り知れない。
だからいつも、どうすれば家に戻せるか
それがワタシの課題である。
しかし、その会議では、
それについての検討も話し合いもなく、
いつもなにも進まない。
常に決めるのは自分なんだろう。
だけどそれが難しいから
介護が大変だと感じてしまうような気がする。
筆 松江