apron2019’s diary 

誰もが来やすいカフェを作ることにしました。一般社団法人エプロンのブログ

ニッコさん、お父さん、いつもありがとうございます。

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認知症カフェを作ろうと思ったら

あれよあれよと言う間に

この本の著者のニッコさんと出会え、

友達になった。

そしてこの本のほぼ主役のお父さんも、

エプロンの広報部長、いや、相談役とも言える

ほど、エプロンのことを考えてくださり、

何度も多くのご友人を連れて

エプロンを訪れてくださっている。

 

今、わたしはこの本を再び持ち歩き、

整形外科の診察を待つ間に読み返している。

 

母の状態はこのところややスピードをあげ、

確実に悪化の方向へ進行中。

私も毎日エプロンに行っては、

店長やスタッフに話しを聞いてもらって、

心の均衡を保っている。

まったくありがたい店だ。(笑)

 

昨日、三島が言った。

「お母さんは認知症だってことを忘れてしまうから、

混乱があると毎回初めてのように、

え、私認知症なの?と、衝撃を受けて、

怒ったりしているのかもしれないよ」

と。

 

そうかー

そうかもしれないなーと、

ちょっとだけ母が気の毒になった。

 

ニッコさんの本は、お母さんの気持ちや、

お父さんの気持ち、ニッコさんや妹さんの気持ちも書かれていて、

わたしはそれを、自分や母、兄や弟に置き換えて、

少し俯瞰して理解することができるようになった。

 

マンガで読みやすいし、

今は登場人物の本物を知ったこともあり、

お父さんの描写などは、クスッと笑えたりする。

お父さんはスゴイです。

「スゴくなんかナイッ!」

と、バッサリ言いそうだけど、

やっぱりスゴイ方です。

 

ニッコさんや、お父さんの講演は、

これまでもたくさんされているようですが、

エプロンでお話会とかしていただけないかな。

わたしのために 笑笑

 

介護をしている方、

介護度とか関係ないから

介護にちょっとでも詰まったら

頭の中の多くをそれが占めてるなと感じたら

エプロンに来て一息ついてくださいね。

ふー

っと、大きな息を吐き、

涙ぐんだりしてくださいね。

 

あ、私だわ。笑笑

どうやらわたしも気分転換が必要なようだな。

少し寄り道して帰ろうと思います。

 

みなさん、良い一日を!

 

筆:まつえ