介護担当 松原です。 看取り介護のこと 今後書くことができるのか…と感じるので 現状を書いています。
母の呼吸の状態が
あまりよくなくなり
酸素吸入を始めてから
2週間が経ちました。
口からの食事は
入らなくなり
水分補給のための点滴を
しています。
この週末行ったときには
呼吸が少し楽になっている様子では
ありましたが
目の光の力が弱くなっている気がしました。
口から食べられないのは
食べる必要がなくなったからで
身体が必要としていないのです。
そして、ここからは…
水分補給も必要なくなっていきます。
内臓機能も弱くなっているので
うまく排泄できず
浮腫がでてくる。
そうすると
余った水分が皮膚からでてきたり
肺やお腹にたまったりして
呼吸が苦しくなる。
どこかで
水分補給の点滴をやめる決断を
しなくてはなりません。
どこまでも
命の選択を迫られる気分で
しんどいのだけれど…
もう、決めたのだから
母を穏やかに見送ると
決めたのだから…
そろそろ、施設の方と
相談するタイミングなのかと思っています。
点滴を外すと
日数が見えてきます。
本当の意味で
大人になる日が近くなってきたのです。
私はどこまでも
子どもだったんだなぁと
感じているこの数日。
私はずっと
母に無条件で愛されたくて
褒められたくて
認められたかった
子どもの私が
それをもっともっとと
求めていただけだったんだなぁ。
自分で
自分を愛し
褒めてやり
認めていく。
そして1人でしっかりと歩いていく。
介護をしなければ
介護で悩まなければ
いつまでも
子どものままで
不幸を自慢して
駄々をこねていたのかもしれないと
思うと…
感謝の気持ちが湧いて来ました。
介護が必要になることで
育てなおされたのかもしれないな
と…。
母の体を撫でながら
明るい窓の外を眺め
ありがとう
次の週末また来るねと
伝えてきました。