apron2019’s diary 

誰もが来やすいカフェを作ることにしました。一般社団法人エプロンのブログ

優しい人である必要はない…ユマニチュード研修会その2

松原です

先日のユマニチュード研修会のこと。その1

 

https://apron2019.hatenablog.com/entry/2022/10/30/104716?_ga=2.221987928.1321151864.16670

 

今回は、その2

関係性のよくない親子や、

パートナーの場合の

ユマニチュード活用についてです。

 

講師の中野目先生に

質問してみました。

今回のビデオは妻を愛してるんだという

パートナーだったからできたことのような

気もするのだが、これがもし関係性のよくない親子(親娘)だったらどんな技術を活用しますか?

 

すると、

無理してやらなくていいとおっしゃいました。昔の嫌な想い出や嫌な気持ちがわきあがり、辛くなるくらいなら、やらない選択もあるときっぱり。

 

でも、認知症の方でも感情記憶は

残っていることが多いから、

ユマニチュードの技術で

娘や家族に対する愛情に対して

働きかけることができるかもしれない。

だから、それで認知症の方の心を

安定させることができるってことは

やる価値はある!

 

何度も出てくるのは「技術」という言葉。

本人も家族も周りの人が

穏やかに生活できる技術として

割り切って使うこと。

それが、ユマニチュードで大事なこと。

 

私が母と過ごしていた頃も

実は本を読んで何度も試していた

ユマニチュード。

効果があることはわかっていても

続けることが難しかったのですが

 

そのことについては、

オレンジひまわりの藤田さんが

答えてくださいました。

 

家族でユマニチュードを活用する場合は

一人外部の第三者が入ることで

うまくいくことが多い。

やってみて、うまくいったこと、

うまくいかなかったこと。

それを、話しながら調整することで

続けていけるそうなのです。

 

1番印象に残った言葉が

「優しい人である必要はなく、

目の前の人に大切な人だと思ってもらう

技術が必要である。」でした。

 

難しく考えることなく、

相手との関係をうまくいくように進める為に

技術だと割り切って

余裕がある時にやってみることから

始めてみることが

大切なのですね。

 

次回のオレンジカフェで

このお話しをもう少しくわしく

シェアしたいと思います。

 

エプロンのオレンジカフェ

月に一度報告しあうことで

続けていけるかもしれません。

 

今月のオレンジカフェは

1126() 14:00から16:00

参加費は500円です。