apron2019’s diary 

誰もが来やすいカフェを作ることにしました。一般社団法人エプロンのブログ

迷子の大人⁉︎に出会ったら…。

おはようございます。 松原です。 先日、船橋市市民グループ むねあかどりさん主催 習志野地域包括支援センターと協賛のもと 開催されたイベント 認知症サポーター体験に参加しました。 内容は、ひとり歩きしている認知症の方に どう声かけをして、 そのあとどう対処すればいいか? というもの。 今回わたしは 認知症の方の役。 モデルは母⁉︎ なかなか真に迫っていたらしい。😆 ロールプレイングって難しい! 皆さま声かけに戸惑われていて あまり困らせちゃダメだと思うけど 話しが噛み合っているようで 噛み合わないギリギリのところを 演じてみた。 声をかけられる立場になってみて 感じたのは… 「認知症?」とかまえて 声をかけられたら嫌だなということ。 名前をいきなり聞かれたり どこから来て、どこに行くのか聞かれても 初対面の知らない人に答えたくない。 いや、特別かまえずに どうしたの? 困ってることある? と声をかけられても、 自分は目的があって出かけてるつもりだから 不安があったとしても 別に困ってはいないのだから 「何言ってんの?」って思うかもしれない。 さらに、横で警察に迷子で保護したなんて 連絡されたら…怒るかも。 現実には、台本通りにはいかないと思う。 怒ってしまったり 警戒して逃げてしまうかもしれない。 しかし…このような場合… 話してみて状況だけ把握して 「この方もしかしたら 一人で家に帰れないかも」と 感じたら、警察に連絡することは 大切なことだ。 そこから先に進まなければ 家に帰れる可能性が高くなるから。 以前、友人が 「道に迷った年配女性を行きたいという 高速のバス停まで送って行った」と 話していたのを聞いたことがあって… きっと、認知症の方だったのだろうと その後どうなったのかと 心配になったことがあった。 そこはやっぱり警察に連絡だったかも。 母が家からいなくなり 探し回って 5.6キロ先で見つかったという 経験者の私だからこそ、 道に迷ってそうな方がいらしたら 警察に連絡して欲しいと 切にお願いしたい。 認知症のことを 少しだけでも知って この方は認知症かも?という 予測がつけば… 状況は変わるだろう。 認知症サポーターが増えたらいいな。 これから先、 世の中に認知症の人は確実に増える。 認知症になったとしても、 日常生活は送れる。 いきなり、何もできなくなるわけじゃない。 私だって、あなただって… 認知症になる可能性はあるわけで… 今の生活を できるだけ長く続けたいと思うならば 地域の環境は大切になる。 誰もが、心地良く 毎日を過ごすためにも これからも、認知症のこと 介護のこと 伝えて行きたいと感じた 1日となった。 会場になった、カフェシンシアさんの シフォンケーキ、ふわふわで美味しく 神奈川と長野県から来られていた ギタリストとシンガーのお二人の演奏を BGMに介護の話しをする。 なんとも贅沢な時間だった。