apron2019’s diary 

誰もが来やすいカフェを作ることにしました。一般社団法人エプロンのブログ

嫌がる親にデイサービスへ行ってもらうには?

松原です。

夜のオレンジカフェでは、「母は半日の運動系のデイサービスには週3回行ってくれるのに、1日のデイサービスには行ってくれない、行ってくれたら助かるのに。」と、息子さんが話されていた。

介護講座の後のご相談でも、デイサービスを嫌がるお母様のことが話題に。

我が家の母も最初は行きたがらなかったことを思い出した。  

「わたしは、あんなバーさんと一緒に1日過ごすのはいやだ!みんな馬鹿にして!」と怒っていた。

お気に入りの職員さんがお迎えの時には、笑顔で出て行っていたけど…。

デイサービスで働いていた時も、強い拒否の方も…。

その気持ち、わからないではない。        

私がこの先行くようにうながされても拒否してしまうかも。

とはいえ、母の在宅介護をしていた頃デイサービスに行ってもらっていなければ、私は仕事もできなかったし、友人と息抜きのランチにも行けなかった。

介護家族にとって安心して過ごせる時間は貴重だ。

嫌がる親にデイサービスへ行ってもらうには、どうしたらいいのか?

まずは、ご本人に合うデイサービスを探すことか? 母は、手作りのレクが多く、書道もあるところだったので続けられたのかと思う。また、お気に入りの職員さんがいたこともよかった。

デイサービスに行くと、どんないいことがあるのか?がうまく伝えられたら行ってくれるかもしれない。

いつまでも歩くことができれば、これからもいろんなところに出かけられる。一緒に楽しみたいから、運動系のデイサービスに行こう。とか?

デイサービスで働いている時にあったことだが、「デイサービスにお手伝いに行って欲しい」と伝えられて、お手伝いの気持ちで来ていた方もいらした。

あとは、家族のために仕方なしに来てるのよ。と言っていた方も多かった。

「遠くに住んでいる娘がね、一日中心配だから、デイサービスに行ってって言うから来てるの。」

入浴中にそんなお話しをきかせてくれた。

親御さんが、どうして行きたがらないのか?

そこがわかると、解決の糸口が見つかるかも。

まずは、話す機会を増やすことかもしれない。

人それぞれ、性格もちがうし、想いや状況も違うのでこれ!という明確な解決法はないが…       

手を変え、言葉を変え、人を変え、根気強く、諦めず、すすめていって欲しいと思う。

誰かに話したい!と思われた時にはお気軽に

エプロン高根公団カフェにいらしてください。