松原です。
夜のオレンジカフェでは、「母は半日の運動系のデイサービスには週3回行ってくれるのに、1日のデイサービスには行ってくれない、行ってくれたら助かるのに。」と、息子さんが話されていた。
介護講座の後のご相談でも、デイサービスを嫌がるお母様のことが話題に。
我が家の母も最初は行きたがらなかったことを思い出した。
「わたしは、あんなバーさんと一緒に1日過ごすのはいやだ!みんな馬鹿にして!」と怒っていた。
お気に入りの職員さんがお迎えの時には、笑顔で出て行っていたけど…。
デイサービスで働いていた時も、強い拒否の方も…。
その気持ち、わからないではない。
私がこの先行くようにうながされても拒否してしまうかも。
とはいえ、母の在宅介護をしていた頃デイサービスに行ってもらっていなければ、私は仕事もできなかったし、友人と息抜きのランチにも行けなかった。
介護家族にとって安心して過ごせる時間は貴重だ。
嫌がる親にデイサービスへ行ってもらうには、どうしたらいいのか?
まずは、ご本人に合うデイサービスを探すことか? 母は、手作りのレクが多く、書道もあるところだったので続けられたのかと思う。また、お気に入りの職員さんがいたこともよかった。
デイサービスに行くと、どんないいことがあるのか?がうまく伝えられたら行ってくれるかもしれない。
いつまでも歩くことができれば、これからもいろんなところに出かけられる。一緒に楽しみたいから、運動系のデイサービスに行こう。とか?
デイサービスで働いている時にあったことだが、「デイサービスにお手伝いに行って欲しい」と伝えられて、お手伝いの気持ちで来ていた方もいらした。
あとは、家族のために仕方なしに来てるのよ。と言っていた方も多かった。
「遠くに住んでいる娘がね、一日中心配だから、デイサービスに行ってって言うから来てるの。」
入浴中にそんなお話しをきかせてくれた。
親御さんが、どうして行きたがらないのか?
そこがわかると、解決の糸口が見つかるかも。
まずは、話す機会を増やすことかもしれない。
人それぞれ、性格もちがうし、想いや状況も違うのでこれ!という明確な解決法はないが…
手を変え、言葉を変え、人を変え、根気強く、諦めず、すすめていって欲しいと思う。
誰かに話したい!と思われた時にはお気軽に
エプロン高根公団カフェにいらしてください。