apron2019’s diary 

誰もが来やすいカフェを作ることにしました。一般社団法人エプロンのブログ

本当はこれが一番の理由なのかもしれない。介護を抱え込んだ理由

松原です。

介護を抱え込んだ理由。

次に思い当たるのは

金銭的な理由です。

 

母は、常々

「何があったら

あなたの世話にはなりたくないから

施設にいれてね。」

と、私に言っていましたが

金銭的なところで

準備が全くできていない状態。

 

認知症の初期の頃

この生活はいつまで続くのかと

長くて暗いトンネルに入った感覚で

本などには、介護の長さは発症後10年位と

書いてありましたが、

たかが10年?されど10年。

10年はその頃の私にとっては、

とんでもなく長い時間でした。

その期間を

「母の年金だけで過ごすのは無理。」

だとしか思えませんでした。

 

糖尿病で認知機能は落ちていても

身体がしっかり動いていたため

長い間「要介護1」だった母が

入れる施設は少なく見積もっても

月に20万円以上必要。

 

周りの人からは、

「大変そうだから、施設にいれて

フルで働けばいいじゃない!」

と言われましたが

そんなに単純なことでもありません。

 

その時の経済状態での

母と私の一番都合の良い生活は

母に行けるだけの日数、

デイサービスに行ってもらい、

単位がたりなくて行けない曜日と

デイサービスから帰ってきた後の

夜から朝まで私が一緒にいるという

生活でした。

 

ひとり娘の介護は

自分で決められ

口を出す人がいないので

いざこざは少ないのかもしれませんが

金銭的なことや人手というところでは

頼ることが難しく感じられ

ひとりで抱えこむことが

多い気がします。

 

12月の「介護のいろは」は

お休みして

1224日は10時から

オレンジカフェを開催します。

年末、ご家族と過ごす時間がふえるのは

嬉しいことである反面

ストレスがふえることもあります。

そんな年末年始

介護している方はついつい

「自分のこと」を後回しにしがち。

今回は少し「自分」のことを

大切にする時間にしていただけたらと

考えています。😊

 

介護の際の不安や悩み、ご相談や愚痴などは

営業時間内に担当の松原が承っております。

 

エプロン高根公団カフェのオレンジカフェは介護中の人たちがひとりで介護をかかえ込まないようにするためにおしゃべりをする場です。介護経験のある方、専門職の方のご参加も大歓迎です。