apron2019’s diary 

誰もが来やすいカフェを作ることにしました。一般社団法人エプロンのブログ

久々に母に会いました。刑事ドラマの面会シーンのような距離感に苦笑。

昨年の大晦日

1年9ヶ月ぶりに

母に会うことができました。

 

コロナ禍で

小学生以下の子どもは会えないとのことで

ひ孫との久々の対面は

叶いませんでした。

 

人数も3人までということで

私と娘と息子が会うことに。

 

応接室のテーブルに

アクリル板が設置してあり

何というか

よくある刑事ドラマの面会のようだね

と苦笑い。

 

連れて来られた母は

血色がよく

最後に見かけた

脳梗塞の直後からすると

回復している様子でした。

 

「では、15分ゆっくりお過ごしください。」

と職員の方が出て行かれましたが

呼びかけても、名前を呼んでも

母の反応はなく、

目を開けたり閉じたり。

 

近くに行って

背中を撫でたり

手を握ったりは

できないのかなぁと

聞いてみたけど

コロナ対策でソーシャルディスタンスは

保ってくださいと

近寄ることは

許されませんでした。

 

耳は開いているだろうから

想いで話しを

たくさんしました。

 

母の家に

ごはんを食べに行ったこと。

母が行方不明になった日に発見後

久しぶりに帰省した息子の名前をよんだこと。

反応はないけれど

きっときいているよね。

 

15分後に

介護職の方がきて、

「ご家族きてよかったね。」

と肩を叩く姿を見て

もう、母にとっては施設の方が

家族のようなものなのだなぁと感じました。

 

母の声はもう聞けません。

母が今何を想い

何を感じ

これからどのように終えていきたいのか。

見当たらない実印はどこなのか?

銀行口座のこと。

生命保険になぜ入っていなかったのか?

何かあったら施設に入れてねって言ってたけど

その準備してたのかな?

何が楽しくて

何がやりたかった?

人生についてどうかんじてるの?

幸せだった?

 

日々の会話では

小競り合いみたいな会話が多かったから

大事なことを聞いてない。

それに、ずっと変わらないと思っていたから、

いつでも聞けると思ってた。

 

私の想いも伝えられてはいない。

 

話せるうちに

話しておいた方がいい。

経験した私だからこそ

伝えられることがある。

 

母と過ごせた

はなしができた

あの頃に

きいておいたら

よかったなと思うことをまとめたのが

エプロンで販売している

 

「伝えあいノート」です。

 

介護なんてまだまだ先だと思っていた

わたしの話し

エプロンを作るきっかけ

伝えあいノートの

活用の仕方など

お話ししたいと思います。

 

1月15日(土) 10:30〜

14:30〜

 

の2回です。

 

お申し込みは、

お電話047-779-4662

フォームからどうぞ!

https://reserva.be/apron/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=40eJwzMjU1MjMBAARFATk

 

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