apron2019’s diary 

誰もが来やすいカフェを作ることにしました。一般社団法人エプロンのブログ

あとづけの理由ではあるけれど…

松原です。

介護講座のあと

いろいろ考えています。

 

なぜ、一人で介護を

抱えすぎていたのか?

 

ひとつ思いついたのは、

「母がやっていたから。」

ということだった。

 

母は、祖母の介護をした後

母の叔母の介護もしていた。

 

その背中を見ていた。

どんなに理不尽なことがあっても

我慢して、倒れるまで

介護しつづけていた母。

 

それ以前に

母は祖父、配偶者の看護をも

こなしていた人だった。

 

だから、介護はできるところまで

自分が倒れるまでやるものだと

疑いもしなかったのだのだと思う。

 

正直なぜ?と聞かれても

そのさなかにいると

毎日過ごすことに必死なので

どの理由も後付けなのだけれど…。

 

まだまだ隠れていることが

ありそうなので

ひとつずつ書いていこうと思います。

 

 

 

それぞれの生き方。それぞれのタイミング。

介護講座やオレンジカフェで

さまざまなことを

お伝えしていますが

正直介護に正解はない!

と感じることが多いのが本音。

 

だから、講座でお伝えしたことや

ブログで読んだことと違う状況でも

大丈夫!😊👍

 

介護のやり方や

どのくらい関わるのかは

人それぞれでいい。

他人から

あれはやりすぎよね。

とか

施設に入れたらいいのに

とか

見られていたとしても

やりたいならば

やってみたらいい。✊

無駄なことなどひとつもない。

その経験から得るものは沢山あるし

その経験をしたからこそ

わかることもいっぱいある。

 

ただね、

もう疲れてクタクタだったり

イライラマックスで手が出ちゃいそうという

状態だとしたら…

その状況は変えたほうがいいんじゃないかな。

制度や認知症のことについての情報を手に入れ

少しラクな方向へ。

 

知っていてやらない選択をするのか

知らなくてできないのかでは

全然違うからね。

 

周りから見たら

ムダだとおもうようなことでも

その人にとっては

こだわりの部分かもしれない。

金銭的な事情があるかもしれない。

 

それぞれの生き方があり

それぞれのタイミングがある。

 

そのことは

忘れずにいたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母を看取って…介護のいろはとオレンジカフェを開催しました!

朝寒く、雨が降る中

介護のいろはにご参加いただき

ありがとうございました。

今回は、私の介護の過程と

看取り介護についてお話ししました。

 

このお話しをするために

私の介護を振り返り

今感じることは…

一人で抱えすぎていたんじゃないの?私。

ということ。😅

 

もっと早くに知識があれば…さぁ、

みんなで旅行にいけたかもしれないし

もっと早くに課題分けできていれば

私だけでなく母や家族も

キーッとならずにすんだかもね。

ただ…

私と母にはこの時間が必要だったっていうことも

確かなことなんじゃないかと…。

参加された方から

「いろいろあったとは思うけれど、お母様とそれだけ

しっかりと触れ合えたということね。」と

感想をいただけたことで、確信にかわりました。

ありがとうございました。

 

それに、だからこそ今後いろいろなことを

お伝えしていける…。

 

母の様子はずっと

ブログに詳しく書いていました。

https://ameblo.jp/cameslovedream1212/

あとは、雑記帳みたいなものにも。

 

認知症って

個々人ですすむスピードも表れ方も

違うのだけど

まとめてみると…

この頃が初期で

ここにくるともう後期だなぁと

だいたい、一般的にいわれるような

進み方だったことがわかります。

 

介護は終わりが見えなくて

長い気もしますが…

そうでもないのかもしれません。

 

だからこそ…

お互いの時間は大事にしたほうがいいと思います!

 

そのためにも

活用できることは

とことん活用しましょう!✊

調べる気力もないし

動く時間も限られているのも

理解できます。

 

そこのところ

お任せください!👍

来年からも

介護講座は続けていきますが

少し形を変えていこうかと考えています。

 

14:00からのオレンジカフェには、

介護中の方がご参加くださいました。

お母様の症状や

ご自身の心の動きとしっかりと

向き合っていらっしゃるご様子。

明るくて、ユーモアたっぷりで

笑いも多い時間になりました。

 

ネガティブな想いは

誰にも湧き上がるもの。

吐き出すとちょっとラク

なるかもしれません。

 

ぜひお気軽にお越しくださいね。

 

来月は12/24

10:00から12:00

オレンジカフェを開催します。

(介護のいろははおやすみです。)

 

ケアマネジャーさんが

ご参加下さる予定です。

詳しくはまたご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思い出したくないのか?母のこと、わたしのこと。記憶が曖昧すぎ!

土曜日の介護のいろはで

母の看取りのことを

お話しするために

今までのことを振り返っていました。

 

でも、まだ少し

苦しい時があり…

眠れぬ夜もあります。

 

思い出したくないのか?

記憶がなくなってるのか?

あんなに大変で

あんなにドロドロで

酷いことも言われたり

言ったりしたはずなのに…

なかなかエピソードが出てこない。

 

ただただ

後悔の念が押し寄せてくる感じで…。

ベストは尽くしたはずだし

その時々の判断はあっていたと思っているし

最期の時に立ち会えたことも

自分にとって幸運だったと感じているのに…。

 

あぁ、もっと…できたことがあったんじゃないの?

と、もう1人の私が耳元で囁く。

 

耳を塞いで目を閉じると…

また、違う声がする。

この後悔を活かすことだ。

あなたのこれからの人生に。

そして、その後悔していることを

皆さんに伝えることが

エプロンに関わる方々の人生を

豊かに、不安のないものへと

繋げていくことになるのでは?と

 

ブログかいていて

よかった〜。

自分を褒めてやりました。

ブログをよみかえしているうちに

曖昧な記憶が

鮮やかに蘇ってきています。

 

そんなこんなで…

この十数年を振り返ってみて

介護に入る前に知りたかったことや

介護の際の後悔などの話し。

認知症の進む様子や速度のことや

看取り介護とはどんなことなのか?

そんなところをお話しします。

 

大丈夫、暗くはなりません。

おそろしい話しにもなりそうにありません。

 

気楽にきいていただける

お話しにします。

 

11月26日 10:30から11:30

介護講座

介護のいろは 特別編

母を看取って

 

同日14:00からは

オレンジカフェを開催。

 

エプロンのオレンジカフェは

介護をしている方が

介護をひとりで抱えないよう

おしゃべりをする時間です。

愚痴でも、不安でも

たくさんおしゃべりして帰ってくださいね。

介護職の方や医療関係などの専門職の方の

ご参加も大歓迎です。

現場での想いや苦労など

話していただけると嬉しいです。

まだ、介護には入ってないけど不安なのという方も

ぜひいらしてみてください。

 

お待ちしています。

 

#認知症 #介護

#介護講座

 

 

 

 

 

 

 

早めの介護認定を

いとこめい

従姉妹の子をこう呼ぶそうだ。

母の姉の面倒を見ている

従姉妹めいから電話があった。

「介護認定を受けようと思う」と。

先日叔母は、母同様、

ちょっと足を滑らせ

尻餅をついて、圧迫骨折した。

コルセットで済むと聞いたし

何か元気そうたったので、

そのままにしていたが、

その時言うべきだったのだ。

「介護認定を受けておきなよ」と。

骨折以来

叔母は食欲が落ち

ただでさえ食が細いのに

さらに食べなくなり

風呂も入らなくなり

横になることが増え

まるで寝たきりのようになっていると言う。

従姉妹は他界しており

従姉妹の子が叔母の面倒を見ている。

しかし、

彼女は子育て真っ最中であり

本来それだけで手一杯のはず。

よくやってくれていたが、

ここからは一人では無理だ。

包括支援センターに電話をして

明日にでも来てほしいと頼み

一刻も早くプロの手を借りる。

介護ベッドもほしいという。

そんなものも借りられる。

お風呂だっていれてくれる。

 

いとこめいはわたし似だ。

やれることはやってしまう。

そして結構苦しいのだが

まだ頑張れそうな気がして

やってしまう。

わたしもそれをだいぶ繰り返した。

しかし、

わたしとは圧倒的に違う。

小さな子が二人もいるのだ。

従姉妹は他界しているが、

従姉妹には兄弟がいる。

息子達を巻き込み、

判断してもらいながら、

彼女にとって

叔母にとって

息子達にとって

その時最良と思われる選択を

してほしい。

こんなふうに

介護は突然やってくるのだな…

 

筆 松江

 

 

 

 

 

 

 

看取り介護という言葉を知っていますか?

松原です。

看取り介護という言葉を知っていますか?

私は介護の仕事に着くまで

この言葉を知りませんでした。

 

今年の5月の終わりに

母の体調が悪くなり

私は…病院へ救急搬送するのか?

施設で看取り介護にするのか?

選択をせまられました。

もし、私が介護職についていなければ

わからないまま、

迷っていたかもしれません。

 

どちらを選択しても

正解だったと思うのですが

自分自身が満足できる

見送りができたと感じています。

 

今回の介護講座

「介護のいろは 特別編」では、

母の認知症の進んでいった様子について

そしてこの看取り介護のことを

お話しします。

 

認知症や死に向き合うというより

認知症や死と共に

生きてい行けたらいいなと

思うのです。

 

11月26日(土)10:30から11:30

参加費は1,000円 ワンドリンク付きです。

 

同日の14:00からは

オレンジカフェ

介護をしている方が

一人で介護を抱え込まなくてすむように

お話しをする時間です。

ここでは、ユマニチュード研修会での

お話しもします。

参加費は500円です。

 

 

#介護 #認知症 #介護講座

#介護のいろは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優しい人である必要はない…ユマニチュード研修会その2

松原です

先日のユマニチュード研修会のこと。その1

 

https://apron2019.hatenablog.com/entry/2022/10/30/104716?_ga=2.221987928.1321151864.16670

 

今回は、その2

関係性のよくない親子や、

パートナーの場合の

ユマニチュード活用についてです。

 

講師の中野目先生に

質問してみました。

今回のビデオは妻を愛してるんだという

パートナーだったからできたことのような

気もするのだが、これがもし関係性のよくない親子(親娘)だったらどんな技術を活用しますか?

 

すると、

無理してやらなくていいとおっしゃいました。昔の嫌な想い出や嫌な気持ちがわきあがり、辛くなるくらいなら、やらない選択もあるときっぱり。

 

でも、認知症の方でも感情記憶は

残っていることが多いから、

ユマニチュードの技術で

娘や家族に対する愛情に対して

働きかけることができるかもしれない。

だから、それで認知症の方の心を

安定させることができるってことは

やる価値はある!

 

何度も出てくるのは「技術」という言葉。

本人も家族も周りの人が

穏やかに生活できる技術として

割り切って使うこと。

それが、ユマニチュードで大事なこと。

 

私が母と過ごしていた頃も

実は本を読んで何度も試していた

ユマニチュード。

効果があることはわかっていても

続けることが難しかったのですが

 

そのことについては、

オレンジひまわりの藤田さんが

答えてくださいました。

 

家族でユマニチュードを活用する場合は

一人外部の第三者が入ることで

うまくいくことが多い。

やってみて、うまくいったこと、

うまくいかなかったこと。

それを、話しながら調整することで

続けていけるそうなのです。

 

1番印象に残った言葉が

「優しい人である必要はなく、

目の前の人に大切な人だと思ってもらう

技術が必要である。」でした。

 

難しく考えることなく、

相手との関係をうまくいくように進める為に

技術だと割り切って

余裕がある時にやってみることから

始めてみることが

大切なのですね。

 

次回のオレンジカフェで

このお話しをもう少しくわしく

シェアしたいと思います。

 

エプロンのオレンジカフェ

月に一度報告しあうことで

続けていけるかもしれません。

 

今月のオレンジカフェは

1126() 14:00から16:00

参加費は500円です。